漫画再現飯”タコライス夏の陣”作ってみた!!『ホクサイと飯さえあれば』鈴木小波
“タコライス 夏の陣”!!

今回再現してみたマンガ飯は『ホクサイと飯さえあれば』三十五食目より”タコライス夏の陣”です!!
タコライスといえば沖縄の名物料理ですね。実は僕は沖縄に行った事もなければ、タコライスを食べるのも作るのもこれがはじめてだったりするのですが…、調べてみたところ、タコライスというのは儀保松三氏という方が発案者なのだそうですね。沖縄では給食のメニューにもなっているのだとか…。
料理としては、シンプルにご飯の上にタコスを乗せた料理です。ちなみにこのタコスはメキシコ料理ではなくメキシコ風アメリカ料理(Tex-Mex)のものです。
実はタコスといってもオリジナルのメキシコのものと独自発展したアメリカのものではだいぶ違うのです。タコスと聞いてだれもが想像するであろうパリパリのチップスはTex-Mexのものなのでした。
食べたいものを決めて料理をつくり、描きたいものを決めてマンガを描く!!
今回のお話でも相変わらず(時系列的には『ホクサイと飯』の方が後だから”相変わらず”ではないのかな)ブンは毒舌担当の森生さんにぶった斬られてしまうわけですが…。
前作『ホクサイと飯』(『ホクサイと飯さえあれば』の8年後)でブンの担当をしている森生氏がブンの担当となって、ブンはとりあえず2ヶ月に1本のペースで漫画を描くように指示されます。ジャンルではなく描きたいもの、すなわち”テーマ”ないし”欲望”から決めて描くのだとアドバイスをもらいますが、ブンにはわかったようなわからないようなでしっくりきません。
しかも”欲望”を聞かれた際に”野菜が食べたいです”と答えてしまう始末。
その後漫画の悩みはひとまずおいておいて、いっそ清々しいまでにすっかり”食べ物脳”へと置き換わったブンは、森生担当とのやりとり(を思い出した恥ずかしさ)で消耗したMPが即座に回復します(笑)

いや〜、こういうとこ好きだわ、ブンちゃん。HP、MPともにたった20というのは低すぎる気もしますがね。
そして、タコライスの材料を買い出し、料理にとりかかるブンの脳内ではタコライスを巡る壮大な戦時記が幕を開けます。ホカホカの白ご飯を奪い合うタコミート国とサルサソース国の戦い(ただのタコライスつくりの工程)を経て、ついに世界に平和(ブンの心に平穏と満足)がもたらされましたとさ。

後日、このお話を森生担当に見せたブンですが、当然ながら”漫画じゃなくてタコライスの作り方じゃん”といわれてボツ。一読者としてはちょっと面白かったですがね”タコライス 夏の陣”(笑)、さすが担当さんは冷静です。
とりあえず、野菜を食べたいからタコライスを作ったブン。これこそ”テーマを決めて作品を作る”ということです。この子、漫画でなくて料理でならいつも簡単にこなせるのですけどね。これを漫画に適用できるようになるのはいつになるのやら。
では、”タコライス夏の陣”再現していきましょう。
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“タコライス 夏の陣”の再現レシピ!!
“タコライス 夏の陣”を作った感想
さて、果たして世界に平和はもたらされたのか。完成写真はこちらです↓

はい、ということで原作のナレーションに従って”タコライス 夏の陣”を再現してみました。
タコライス初めてだったのですが、なかなか美味しいものですね。あ、ちなみにトルティーヤチップスは、三角のものが見つからなかったので、いわゆる”タコシェル”を丁度良いサイズに割って使っています。
それにしても、我ながら最近『ホクサイと飯さえあれば』にハマりすぎてしまっていますね。ブンのキャラが好きすぎて…。ご飯を美味しそうに食べる女性は素敵だと言いますが、このキャラクターはその極みですよね。おいしいご飯のことを考えるだけでMPが回復するとか…。現実世界ではあまり見かけないタイプの人物ですが、読んでてなんだか暖かいきもちになってしまう(笑)
まあ、たまに我が道を行きすぎ(ズレすぎて)いてサイコパスな気質に見えなくもないですけど…。特に三十三食目”四万六千もんじゃ”の“それじゃ 仕方 が ないですもんじゃ もんじゃ”のくだりは、なんとなく怖かった。

絵的に瞳孔が開いて見えるのも原因でしょうけど(もちろんそういうコマではないのはわかっています笑)。
『ホクサイと飯さえあれば』はジャンルこそグルメ漫画ですが、主眼は料理よりむしろ料理を作って食べるブンを愛でるところにある漫画ですね。